中目黒の桜が満開です。
この町は僕にとって東京の故郷みたいな場所で大好きなのですが、
この季節の中目黒は観光地化してちょっと近寄りにくくなりました。
とはいえ毎年、川沿いのHOSUという洋服屋さんが主催する花見大会には参加しています。
今年は4月5日なので、きっと葉桜になっているのではないかと。
知らないうちに中目黒は花見の名所になってしまって、
花見見物客めあてに世界中の食べ物が軒を連ねています。
中には、ほんとにどっかの国の名物なのかわからない不思議な露店もあって
かなり嘘くさいことになってきました。
ここぞとばかりに素人が腕をふるって店を出していますが
ほとんどのものが、ン?というものばかりです。
それ食べる人も、花見の勢いに任せて、簡単に「おいしい」なんて言ってはいけないと思います。
プロの料理人に失礼です。
どうしてもお店を出したいプロでない方は、うんと価格を安くすべきだと思います。
間違ってもディスカウント店で100円で仕込んだ缶ビールを400円とかで売っちゃダメです。
間違った商売根性が出て、いくら儲かったても、
桜が散った頃に周りの人から「ちょっとね」と言われたらプラマイ0、いや、むしろマイです。
中目の花見はビール一律200円! 豚汁200円! とかだったら、これほど優良な夜市はありません。
それでも、"いやぁ、家庭料理の味をみなさんにふるまいたくって"という人たちがお店をだしてくれれば
日本一微笑ましい桜の名所となるはずです。
よしっ、儲けたろという人ばっかりだと、町の、桜の評判も落ちてしまいます。
あと、ゴミ拾い。
これできない人が、原発だ、復興支援だって言っても、説得力ゼロです。
花見の翌朝の目黒川、結構大変なことになってるんですよ。
以上、理想論でした。